大分県臼杵市の「もんく」
大分県臼杵市はグルメファンにとって外すことができない町です。
白壁の町並みにある隠れたお店です。
ちなみに「臼杵」と書いて「うすき」と読みます。
歴史ある醤油蔵、郷土菓子の臼杵煎餅、海産物ではふぐ、そして独特な郷土料理など数えたらきりがありません。
そんな中、今回は郷土料理にスポットを当ててみました。
今回いただく郷土料理は「黄飯(おうはん)」と「きらすまめし」です。
臼杵は鎖国によるキリシタン禁制以前の頃、大きな教会があり、そこの宣教師がとスペイン料理のパエリアを模した「黄飯」を殿様に食べさせたのが黄飯のルーツのようです。
「きらすまめし」も江戸時代頃、倹約令がだされた頃に産み出された歴史の深い料理だそうです。
注文するメニューはテレビでもとりあげられ、黄飯ときらすまめしを味わえる黒ハモ定食にすることにしました。
まずは「きらすまめし」からです。
大分県の必殺仕事人的な食材「かぼす」で酸味をつけたおからとマグロの刺身が絡まって今までに食べたことのないような味わいでした。
次に「黄飯」です。
黄飯は派手な色とは裏腹に嫌な臭みや癖などは一切なく、通常のライスと同様に美味しくいただくことができました。
最後に「黒ハモの唐揚げ」です
ここもやはり「かぼす」でいただきます。かぼす特有の酸味と若干の甘さが黒ハモを引き立てて非常に美味しいです。また、揚げ物にもかかわらず全く油っぽさを感じませんでした。
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